Aaki Hikaru

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【写真】紅葉記録 「京都・天台宗 大原三千院」【秋の四字熟語】

ご訪問いただきありがとうございます。今回は2022年11月に行った紅葉レポートです。

雨あがりの秋空の中、味のある写真が撮れました。

場  所 : 京都 【天台宗 京都大原三千院

三千院は紅葉スポットではありませんが、祖母の希望で行くことになりました。

祖母は50年前にここを訪れたことがあり、思い出の場所だったそうです。 

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門の裏側を撮ってみました。

 

三千院ってどんなところ?

三千院延暦年間(782‐806)に伝教大師最澄比叡山東塔南谷の山梨の大木の下に一宇を構えたことに始まります。皇族が住持する宮門跡となりました。寺地は時代の流れの中で、比叡山内から近江坂本、そして洛中を火災や応仁の乱などにより幾度か移転し、その都度、寺名も円融房、梨本坊、梨本門跡、梶井宮と呼称されてきました。明治4年、法親王還俗にともない、梶井御殿内の持仏堂に掲げられていた霊元天皇御宸筆の勅額により、三千院と称されるようになりました。明治維新後、現在の地大原に移り「三千院」として1200年の歴史を紡いでいます。

天台宗 大原三千院  HPより

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有清園 (ゆうせいえん)。緑の苔の上に落ちる赤い葉も綺麗です。

 

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聚碧園(しゅうへきえん)廊下の窓から見たお庭の景色です。

 

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朱雀門。赤々しくて美しいです。

秋と孤独

私は四季の中で秋が一番好きです。

少し肌寒くなって、だんだんと木々が赤と黄に染まるこの季節、私は決まって孤独を感じます。夏の暑さで忘れていた孤独が、ゆっくりと顔を出してくる。頭に浮かぶのは、「なぜ、だから?どうして

それまで気にならなかった物事に意識が向かい出す。でも自分と語り合うその時間が結構好きだったりします。

めんどくさい、考えたくないと思うことは秋空の下で解決をする。朝薄暗い空を見上げてみたり、夜に真っ暗な空を見上げてみたり。冷た過ぎない心地よい秋風が、平常心を保たせてくれる。すっきりさせてくれる。

自分と向き合う時は、環境場所選びも大切だと思います。

 

「秋」に関連する四字熟語

秋天一碧 (しゅうてんいっぺき)

雲ひとつない秋空のこと。真っ青で、晴れた秋空。

 

秋風索莫 (しゅうふうさくばく)

盛んであった勢いが弱まり寂しいこと。秋風が吹き、もの寂しい様。

 

紅葉良媒 (こうようりょうばい)

紅葉がご縁の仲介人であるという意味。

中国唐の時代の故事が由来。落ち葉に詩を書いて、川に流したことが縁に繋がり、結婚したそうです。

 

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京都名産の千枚漬けを買ってみました。消費期限が一週間と短かったですが、その分スーパーなどで購入するものと違って、甘味が控えめでとても美味しかったです。

白米が進みます。おすすめです。